本格 水無月

京都発祥の和菓子《水無月-みなづき-》をご紹介します。

特に関西では、6月30日に「夏越の祓(なごしのはらえ)という行事が行われる一環で、残り半年の無病息災を願い、水無月を食べる習慣があります。

四角形を半分した三角形の形にすることで、1年の半分を表現しています。

【材料】(14×11×4.7cm ステンレス流し型1枚分)
上白糖
薄力粉
上新粉

葛粉

大納言蜜煮
180g

100g

50g

50g

25g
約80g

作るときのポイント

上新粉、本葛粉を使うことで歯切れが良いモチモチ食感に。
大納言蜜煮は市販の甘納豆でOK。
流し型が無い場合、100均の使い捨て型でもOK。
(底面1面だけでもクッキングシートを敷いておくと生地が取り出しやすくなります)
【作り方】

※ O'MUSUに水を入れ、蒸気を十分に上げておく。

  • 大きめのボウルに上白糖、上新粉、薄力粉をまとめてふるう。

  • 水で葛粉を2回に分け入れて溶かす。

    (一気に入れるとダマになりやすいので注意)

  • ①に②をふるいながら全量入れる。

  • 泡立て器でよく混ぜ、流し型に生地の9割ほど流す。

    (残りの生地は乾かさないようにラップなどをしておく)

  • 型をせいろにのせフタをし、蒸気が十分に上がったO´MUSUにのせる。

  • タイマーを800Wで30分にセットする。
  • タイマーが鳴ったら、大納言を全面に散らし、取っておいた残りの生地を流し平均にならしフタをする。

  • 再度タイマーを800Wで20分にセットする。

  • タイマーが鳴ったら、乾燥しないようにしっかりと冷まし、包丁で型のヘリから外し取り出す。

  • 三角形になるように包丁で切ったら完成。

    (この時ビチョビチョに水で濡らした布巾で包丁を濡らしながらカットするとキレイな断面になる)